
Aboutりのぶつについて
「リノぶつ」プロジェクトとは、本来廃棄処分のみの仏壇を新しい形にすることで受け継がれるようリノベーションし新たな形へ。 私たちはリノベーション商品ではなく思い出と共にスタイルの提案することにより思い出を身近に残して頂けるようなプロダクツを提案します。




OUR MIND美濃梅
近年、家のスペースの問題や生活スタイルの変化などさまざまな事情から、お仏壇を処分したいというご依頼が増えています。一方で、長年に渡り各家庭で大切にされてきたお仏壇を捨ててしまうことに、寂しさや後ろめたさを感じるという声も少なからず聞かれます。そこで、お仏壇の部材を生かして新しいものを生み出すことで「仏壇の新たなかたち」を提案できないかと立ち上がったのが本プロジェクトです。
名古屋仏壇には、上質な木材だけでなく、金箔、漆などが多用されており、捨ててしまうにはもったいないパーツがたくさんあります。これらを用いて生活雑貨やインテリアなど生活に寄り添うアイテムにリメイクすることで、お仏壇がなくなった後も、代々受け継がれてきたご家族の想いを引き継いでいけるのではないかと私たちは考えます。
名古屋仏壇は、木地師や彫刻師、塗り師、蒔絵師、箔置き師など、専門職が細かく分かれているだけあり、それぞれの技術の高さは折り紙つき。本プロジェクトでは、製作するアイテムに合わせて専門の職人に依頼し、一点一点高いクオリティに仕上げます。仏壇製造に関わる職人たちの技術を見直すきっかけをつくることも、本プロジェクトの目的のひとつです。



Mission私たちのミッション
お仏壇から生まれる本プロジェクトのリメイクアイテムには、各家庭で代々受け継がれてきたお仏壇への想いがぎゅっと詰まっています。形を変えて末長くご愛用いただくことで、ご先祖様や故人に感謝し偲ぶ気持ちを、今後も大切にしていただければと思います。
また、上質な素材を惜しげもなく使っている名古屋仏壇はリメイクに特に適しています。生まれ変わったアイテムを通じて名古屋仏壇の重厚な質感や華やかな装飾をより身近に感じていただき、愛知が誇る伝統工芸の魅力を再確認してほしい。そんな想いも本プロジェクトには込められています。もちろん、他産地のお仏壇でもリメイク可能なものもございます。長きに渡り家庭を見守り続けてきたお仏壇と今一度向き合うよい機会になるはずです。
お仏壇のサイズや状態により、つくることができるアイテムは変わってきます。上質な木材の木目を生かすのはもちろん、彫刻や蒔絵を残したり、金具を付け替えてワンポイントに利用することも可能です。どんなアイテムをご希望なのかまずご相談いただければ、豊富な経験と知識をもとにさまざまなご提案をさせていただきます。
仏壇を処分する際の流れ
家の建て替えや引っ越し、家主などが亡くなったタイミングでお仏壇の処分に踏み切る方が多いようです。大切に手を合わせてこられたお仏壇を処分する際の取り扱いには注意が必要です。弊社やお仏壇を購入した店に直接お問い合わせいただくか、もしくは菩提寺など普段お世話になっているお寺様にご相談されると良いでしょう。
ご依頼後は、まずはサイズや設置条件をうかがいお見積もりさせていただきます。その後、処分の日までに、僧侶にお越しいただき、「お性根抜き、遷仏法要」をしていただいてください。最後の大切な法要なので、処分の前に必ず行っていただいています。搬出当日は条件に合わせて2〜4名のスタッフでうかがい、丁寧に運び出しを行います。仏具も一式お引き取りいたします(お骨、お写真など一部お引き取りできないものもあります)。
産廃業者に依頼したり、自治体によっては粗大ゴミとして処分できる場合もありますが、逆に費用がかさんだり、自力で解体する必要があるなど手間がかかることも少なくないので、専門の業者に依頼するのが安心です。
仏壇への疑問や悩みQ&A
